損害保険ってどんなもの?

おしごと年鑑 社会の土台を支えるお仕事 2025年度
三井住友海上火災保険株式会社

自然災害や交通事故など、世の中にはさまざまな「もしも」があります。私たちが安心して生きていくためには、どんな対策をしたらよいのでしょう。三井住友海上に聞きました。

  • お金や経済に関わる仕事
  • 人々の未来を支える仕事
  • 世界に安心を届ける仕事

社会の発展のためのあらゆる「挑戦」を「安心」でサポートするのが損害保険です。

いざという時に役に立つのが損害保険!

暮らしの中にはリスク(危険)が潜んでいて、いつ・どこで発生するかわかりません。偶然、起きたリスクによって生じた損害を補償してくれるのが「損害保険」です。
生命保険では「人の生死」に対して保険金を支払うのに対し、損害保険では主に「モノの損害額」に応じて保険金を支払います。

損害保険は、相互扶助、助け合いの精神で成り立っているのじゃ!

ドングリーン

お茶の間から宇宙まで、鉛筆からロケットまで

損害保険の種類は、世の中にあるリスクの数だけ存在します。損害保険は「お茶の間から宇宙まで、鉛筆からロケットまで」と言われるように、さまざまなリスクを幅広くサポートしています。

建物・地震の保険

建物・地震の保険

火災や大雪、地震、衝突などによって、自宅の建物や家具などに損害が生じた場合の補償。

自転車の保険

自転車の保険

自転車で走行中に転倒してケガをしたり、衝突して相手にケガをさせたりしたときの補償。

宇宙の保険

宇宙の保険

ロケットの開発から打ち上げ、任務を終えて地球に帰還するまでに起きた損害の補償。

旅行の保険

旅行の保険

旅行中に起こりうるさまざまなトラブル(病気、ケガ、持ち物の盗難など)の補償。

日常生活では、どんな補償をしてくれるの?

車の保険
の保険

事故が起きたとき、相手との話し合いやレッカー車の手配を代行し、ケガの治療費や車の修理費だけでなく、修理中に代わりの車を借りる費用なども補償してくれます。

自然災害の保険
自然災害の保険

自然災害によって、建物や家具が損害を受けた場合、建て直しや修理に必要な費用を補償してくれます。

ケガの保険
ケガの保険

スポーツをしているときに起きたケガで治療したり入院したりした場合の費用を補償してくれます。

船以外の保険もあるのに、社名に「海上」がついているのはどうして?

海上保険が損害保険の始まり

すでに海上輸送が行われていた古代ギリシャ時代、嵐や海賊に遭遇すると、船と乗組員を守るために積み荷を海に捨てることもあり、大きな損失を出していました。そこで14世紀、イタリア人たちは航海が失敗したときには金融業者が積み荷の代金を支払い、逆に航海が成功したときには船主が金融業者に手数料を支払う仕組みを考え出しました。
このように、航海での「もしも」に備えた海上保険が損害保険の始まりと言われているため、今でも社名に「海上」とつく会社があります。

未来を予測して、災害に備える取り組み

データから未来を予測。
先回りして、リスクを最小限に抑える!

ジュン
ドラレコ・ロードマネージャー

ドラレコ・ロードマネージャー

ドライブレコーダーから収集したデータをクラウドに集めてAI(エーアイ)で分析し、道路上の損傷箇所(陥没やひび割れ)をリストアップ。そして、道路損傷箇所の情報をいち早く修理業者などに提供し、効率よく事故を防いでいます。

MS LifeConnect(エムエス ライフコネクト)

MS LifeConnect(エムエス ライフコネクト)

「AIスマートカメラ」が人や車、動物を見分け、スマートフォンに知らせてくれます。
人が家の敷地に入ってきたことを知らせてくれたり、もし怪しい人が来た場合には警報を鳴らしたりすることもできます。自分の家を自分で守り、安心して暮らせることを目指しています。

安全なくらしと夢の実現を世界に

答えてくれた人

三井住友海上火災保険株式会社
CX(シーエックス)マーケティング部 CXアドクリエーションチーム 髙橋ゆずさん

損害保険は目に見えないものではありますが、私たちの生活と密接に関わっています。皆さんが学校へ行く時、公園で遊ぶ時、家族と旅行する時……。その場所は、国内から海外、そして宇宙にまで広がり、新しいリスクとも向き合いながら損害保険は絶えず進化し続けています。
一人でも多くのお客さまが安心して毎日を過ごせるように、そして勇気をもって新しいことに挑戦できるように。そのような思いと共に、私たち三井住友海上は世界40以上の国や地域のネットワークを生かし、皆さんの大切な日々を支えるお仕事をしています。

世界中の人々の毎日を支えています。

答えてくれた人