学習指導要領に「キャリア教育」の文言が明記されるなど、今、社会的にキャリア教育の重要性が高まっています。しかし、学校の先生方からは「適した教材がない」「教師以外の職業に就いたことがないので、それ以外の仕事がわからない」など、指導への不安を訴える声も上がっています。「おしごとはくぶつかん(略称おしはく)」は、そんな先生方の声に応えるために生まれた、朝日新聞社によるキャリア教育支援プロジェクトです。学校教育に協力したいと考える各企業・団体と学校とをつなぎ、子どもたちが将来のビジョンを描くお手伝いをしています。

おしごとはくぶつかん OSHIGOTO MUSEUM

教材「おしごと年鑑」

「おしごとはくぶつかん」の基幹教材である『おしごと年鑑』は、2016年に創刊しました。100を超える日本を代表する企業・団体の協力のもと、社会を支えるさまざまな仕事や人々を紹介しています。「○○は何でできているの?」「△△はどうやって作られるの?」など、素朴な疑問に答えるスタイルをとることで、子どもたちの好奇心を呼び起こし、世の中を支える営みについて楽しみながら学べます。学校の先生方の協力で作成された指導案も掲載しており、実際の授業でも使いやすいと好評です。
『おしごと年鑑』は、全国の小・中学校のほか、一部の私立高校・図書館・世界各地の日本人学校などに、1校に1冊ずつ無償で配布されています。追加を希望する学校には、さらに10冊を寄贈します。おしごと年鑑に記載された内容は内田洋行の教育コンテンツ配信サービス「EduMall」でも無料で配信され、2018年4月現在、約300自治体2,500校で利用可能です。

全国の小・中学校 約30,000校に無償配布 2018年版 掲載企業・団体111社!!

また、ウェブサイト「おしごとはくぶつかんキッズ」や「おしはく情報館」も開設。家庭でも、親子一緒にさまざまなキャリア教育コンテンツを無料で楽しむことができます。
このほか、「おしごとはくぶつかん」では、未来を担う子どもたちの学びに役立ちたいと望む企業・団体からの要請を受け、独自教材の製作・出前授業の実施・コンテストの開催なども行っています。

ウェブサイト「おしごとはくぶつかんキッズ」

「おしごとはくぶつかんキッズ」のサムネイル画像

ウェブサイト「おしはく情報館」

「おしはく情報館」のサムネイル画像

私たちは、キャリア教育とはたんなる就職指導ではなく、人が自立して、いきいきと生きるために必要なすべての教育であると考えます。こうした理念に基づき、企業・団体、学校、家庭を結び、子どもたちをより良い未来へと導く一助でありたいと願っています。