「ほか弁」の愛称で、持ち帰りお弁当チェーン店を全国に展開する「ほっかほっか亭」。“おいしく、気軽に、安心して”食べられる、つくりたてのあたたかいお弁当で、街の台所になっています。そこで働く人たちに聞きました。
- お弁当をつくる仕事
- お店の仕事
- 食の安全を守る仕事
ホント。おいしいお弁当にたくさんのおかずがあるように、大勢の人の力が集まっているよ!
みんながあたたかいお弁当を食べられるのは、「調理」するお店だけでなく、いろいろな分野のプロフェッショナルたちが、力を結集しているからなのです。
※お弁当の写真は2024年4月現在のものです。
※エリアによって、商品の価格と内容が違います。
メニュー開発
どんなお弁当が人気なのかを調査し、食材やバランスを検討。売れるお弁当を考えます。
立地戦略
お店を開く場所を探し、建物やキッチンといった設備を整えます。
スーパーバイザー
お店がキチンと運営されているかチェック。お店が困った時はかけつけます。
管理・品質検査
持ち帰って食べるお弁当の安全性を管理・検査します。
お弁当を購入してから食べる時間帯や、温度・湿度により、品質がどのように変化するか品質検査を行います。みんながいつも安心してお弁当を食べるために欠かせない仕事です。
調理・接客
お店で調理をして、お客さんにお弁当を販売します。みんながイメージするお弁当屋さんの姿はこの人たちですね。
広告・宣伝
お店や商品を知ってもらうためにアニメとコラボをしたり、広告をつくってアピールします。YouTube(ユーチューブ)やInstagram(インスタグラム)を使ったり、アプリを作ったり、時にはテレビ取材を受けることも。
なるほど〜!
お弁当にはこんなにたくさんの人が関わっているんだね!
「あたたかいお弁当」を商品にしたのは、ほっかほっか亭!
1970年代、お弁当は冷たいことが当たり前。真冬のある日、ほっかほっか亭の創業者は、発泡スチロールケースの中で保管されていた、ほんのりあたたかいお弁当を手にした時、喜びとうれしさを感じました。「つくりたてなら、もっとおいしいのでは? あたたかいお弁当を販売しよう!」と、1976年6月に始めたのがほっかほっか亭です。
▲昭和30年代に家庭で広まっていた「のりおかか弁当」をベースに、人気商品「のり弁当」が誕生
▲1976年に誕生した、ほっかほっか亭第1号店。このお店で、のり弁当が誕生しました。まさにのり弁当の元祖なのです
※エリアによって、商品の価格と内容が違います。
ほっかほっか亭のお弁当はこんなところにも!
J(ジェイ)リーグなどの試合や、アイドルのコンサートでは舞台裏で働くスタッフが1000人を超えることも! 華やかなイベントを裏で支えるスタッフのお弁当1000人分を、ほっかほっか亭で用意して運んでいます。
災害時にもお弁当を用意するよ!
「あたたかい食事」は、一番身近な幸せ!
株式会社ほっかほっか亭総本部
人事部採用育成課 等々力 優さん
ほっかほっか亭で人気のお弁当は、見た目は創業時のままですが、実は時代に合わせて中身が変化しています。例えば「白身フライ」。魚の種類、衣の細かさ、食感、サイズなどを少しずつ変え、かけるソースも改良しています。「わたしの街の台所」であるほっかほっか亭の使命は、「おいしく」「お手頃な価格で」「安心して」地域のみなさんにお弁当を食べてもらうこと。「今食べておいしいもの」をつくるためにさまざまな役割を担うスタッフが我が社では活躍しています。「あたたかい食事」は一番身近な幸せ。みんなが集まって過ごす楽しいごはんの時間に、あたたかいお弁当を食べて元気になってください!
〝つくりたて〞にこだわり、まごころを込めたお弁当をお届けします!