コンビニのゴミ箱に捨てたゴミはどうなるの?

おしごと年鑑 社会の土台を支えるお仕事 2024年度
株式会社木下フレンド

家庭のゴミの回収は市町村などの自治体の仕事だよ。では、コンビニなどのお店のゴミ箱に捨てたゴミは、誰が回収・リサイクルしているのかな。木下フレンドに聞いてみました。

  • ゴミ処理の仕事
  • リサイクルに関わる仕事
  • 環境にやさしい仕事

「中間処理施設」で資源ごとに分けられた後、リサイクルされているよ。

ガラポン

そういえば、コンビニやスーパーなどで捨てたゴミが回収されるところ、見たことないポン!

コンビニ

コンビニなどに設置されているゴミ箱は「リサイクルボックス」ともいうんだって。ここに捨てられたゴミがどうなるか、見ていこう。

❶回収して中間処理施設へ

人が少ない深夜から明け方に運搬される

パッカー車

ゴミを資源としてリサイクル工場に渡す役割を担う「中間処理施設」に運ばれるよ。運搬の時には、およそ1トンのゴミを積める「パッカー車」が大活躍!

中間処理施設の役割

❷選別

中間処理施設でプラスチックや缶、
ペットボトルなどの資源ごとに分ける

ゴミを資源ごとに選別

中間処理施設ではまず、ゴミを資源ごとに選別するよ。選別は人の手で行うほか、上の写真(右側)のような光学式選別機を使用するんだ。ペットボトルや缶に飲み残しがあると、選別が大変。飲み物の容器は、全部飲んでから捨てようね。

こんな資源に分けられているよ

こんな資源に分けられているよ
ジュン

分けることで資源になるんだね。

❸圧縮

資源ごとに圧縮して容積を減らし、
立方体の形にして運びやすくする

ベール

選別が終わったら、資源ごとに圧縮する。圧縮された資源は「ベール」っていうよ。上の写真は、ペットボトルのベール。この形で、リサイクル工場に運搬されるんだ。

❹リサイクル工場で再利用へ

再びさまざまな形で社会の役に立つ

ペットボトルやプラスチック

資源としてリサイクル工場に運ばれたペットボトルやプラスチックなどは、さまざまなモノに生まれ変わってもう一度暮らしの役に立つよ。

中間処理は、ゴミからリサイクル資源を生み出す仕事なんだね!

どうして中間処理が必要なの?

中間処理施設に集まる
ゴミの種類(一部)
ペットボトル

ペットボトル

アルミ缶/スチール缶

アルミ缶/スチール缶

金属くず

金属くず

硬質・軟質プラスチック

硬質・軟質プラスチック

ゴミにはいろんな資源が混ざっている…

お店や会社にあるリサイクルボックスやゴミ箱には、ゴミが分別されずに捨てられてしまう。だから中間処理施設で資源を選別する必要があるんだ。

きちんと分けると資源によみがえるよ!

リサイクルの第一歩は、ゴミを資源ごとに分別すること。きちんと分別することで、ゴミは再利用できる資源へと生まれ変わるよ。

家でも学校でもお店でも、ゴミは分けて捨てなきゃいけないんだね。

ミナ
プラスチックや飲料容器は
どうリサイクルされる?

集まるゴミの多くを占めるプラスチックは、新たなプラスチック製品の素材に生まれ変わる「マテリアルリサイクル」、石油やガスなどの化学物質に生まれ変わる「ケミカルリサイクル」、ペットボトルが再びペットボトルになる「水平リサイクル」の3つの方法でリサイクルされるよ。

マテリアルリサイクル

*「マテリアル」とは「素材」「材料」という意味だよ

マテリアルリサイクル

ケミカルリサイクル

*「ケミカル」とは「化学的な」という意味だよ

ケミカルリサイクル

水平リサイクル
(ボトル to ボトル)

*「to」の読み方は「トゥー」

水平リサイクル

ポイント リサイクルは地球を
長生きさせる!

リサイクルが進めば、限りある地球資源のムダ遣いを減らせるだけでなく、ゴミの焼却時に出るCO2(シーオーツー)も減って、地球温暖化の対策にもなる。リサイクルは、地球そのものを長生きさせるための取り組みといえます。

私たちは地球にやさしいことをする会社です

答えてくれた人

株式会社木下フレンド
リサイクル事業部 所沢工場 工場長 
下村一徳さん(右)
管理部 人事課 係長 
藤野幸江さん(左)

木下フレンドは中間処理の仕事で資源を生み出す環境インフラ企業です。200台以上の運搬車でゴミを片付け、街を清潔に保っています。コンビニやスーパーだけでなく、駅やテーマパークなどからもゴミは必ず出ます。それらをきちんと処理し、限りある資源を大切に扱う仕事です。
また、企業や学生の方々への工場見学や環境学習を通じ、資源循環の重要性を世の中に訴えていくこともリサイクルのエキスパートである私たちの役割です。リサイクルの輪を広げ、地球環境を考える企業であり続けます。

答えてくれた人

学校給食の食べ残しも無駄なく活用!

飼料に再利用

木下フレンドのグループ会社ジェイ・アール・エスは、小学校から出た給食の食べ残しを、豚を育てるための飼料(エサ)に再利用する事業を行っています。食べ残しも、再利用すれば立派な資源。廃棄食品を資源として循環させることも、環境を守る取り組みの1つです。