未来の高速道路はどうなっているの?

おしごと年鑑 社会の土台を支えるお仕事 2023年度
東日本高速道路株式会社

みんなが大人になって、車の運転ができるようになった後、高速道路はどのように変化していくのでしょうか? 次世代高速道路の構想をNEXCO(ネクスコ)東日本に教えてもらいました。

※NEXCO東日本は、東日本高速道路株式会社の愛称。

  • 高速道路の仕事
  • 交通に関する仕事
  • サービスに関する仕事

自動運転や電気自動車の普及に対応できるよう、未来に向けたプロジェクトを進めています。

次世代高速道路の構想
次世代高速道路の構想

1リアルタイム全線監視

リアルタイム全線監視

カメラやセンサーを活用して高速道路を休むことなく監視します。異常を自動で検知したときは、いち早く現地対応しドライバーにも情報を伝えます。

2走行車両の情報による異常検知

走行車両の情報による異常検知

高速道路を走る車両の速度やブレーキなどの情報から、事故や落下物の可能性を察知して、近くを走る車両に注意するよう情報を伝えます。

次世代高速道路の構想

3モビリティサービス(高速道路の新しい利用方法)

モビリティサービス

バス等で高速道路を移動して、途中の休憩施設から高速道路外へ。目的地までの公共交通や、将来的には「空飛ぶ車!?」への乗り換えをよりスムーズにします。

4予約制駐車マス

予約制駐車マス

ドライバーがサービスエリア・パーキングエリアの駐車マスを事前に確保できます。

次世代高速道路の構想

5バレーパーキング

バレーパーキング

サービスエリア・パーキングエリアの決められた場所で降りたあと、車両が自動で駐車マスに停車し、出発するときは車両が自動で乗り場まで来るための乗降場を整備します。

6自動運転専用レーン

自動運転専用レーン

高速道路の1車線を自動運転車両専用にして、安全で円滑な走行を確保します。

7走行中給電

走行中給電

高速道路を走っている電気自動車に電気を供給(給電)します。

ジュン

これからの進化が楽しみ!

今も未来も、高速道路は「安全・安心・快適・便利」であり続けます!

答えてくれた人

東日本高速道路株式会社 管理事業本部
ITS(アイティーエス)推進部 ITS推進課 安田剛章さん

安全で人に優しい車の開発が進み、高速道路の運転では、ハンドルから手を放したまま、ドライブを楽しめる車も登場してきました。自動車技術の進化に対応し、これからやってくる自動運転社会の実現を加速させるために高速道路も様々な技術を使いながらドライブの「安全・安心・快適・便利」を支える取り組み(moVision ※読み方はモビジョン)を進めています。
みなさんもおうちの人と高速道路でお出かけする時は、未来の姿を想像しながら、楽しい車中を過ごしてくださいね。

ガラポン

イメージ動画を見ることができるよ!

取り組みの愛称はmoVisionです!

答えてくれた人