体が大きく成長する中学生までの時期は、日々の食習慣がとても大切です。いろんな食材をおいしく、楽しく食べることは、体にどんなよい影響があるのでしょうか。日清医療食品に教えてもらいました。
- 管理栄養士の仕事
- 健康を守る仕事
- 料理に関わる仕事
バランスよく適量を食べる習慣を身につけると、病気になりにくくなるよ!
中学生までの期間は、一生の食習慣を決める大事な時期
好きなものばかり食べていると……?
小・中学生は病気にかかりにくい年齢ですが、最近はいつの間にか栄養が偏ってしまうことで、肥満症や小児生活習慣病が増えています。その一方で、行きすぎたダイエットから成長不良や貧血、正常に食事ができなくなる摂食障害なども増えている傾向にあります。
あなたの食習慣は大丈夫か、チェックしてみましょう!
チェック1食習慣編
いくつ当てはまる?
-
毎日朝食を食べている
-
お菓子の食べすぎに気をつけている
-
毎日3食、同じ時間に食事をする
-
給食は残さず食べている
-
よく噛んでから飲み込んでいる
すべてにチェックがつくように心がけてみよう!
チェック2栄養バランス編
どんなことに気をつけたらいいポン?
-
A 栄養バランスばっちり
毎日の食事でしっかりバランスが取れていますね。食への興味もあってgood!
-
B がんばる姿勢が◎
前向きにがんばっていますね。苦手なものは小さくして、まずは一口食べてみましょう!
-
C あとひといき!
好きなものは最後のごほうびにして、苦手なものから食べてみましょう!
-
D まずは食事を楽しもう
好きなメニューが中心でOK。1日3回の食事を楽しむことから始めましょう!
バランスのよい食事のポイントは五大栄養素
私たちが生きていくために必要な成分を栄養素といい、なかでも大切な炭水化物、脂質、たんぱく質、ミネラル(無機質)、ビタミンを「五大栄養素」といいます。これらは体内で消化・吸収された後、主に3つの働きをします。
給食は栄養バランスばっちり!
子どものころから「楽しく食べる」ことを体験して、バランスのよい食習慣を身につけられるように、日清医療食品は保育園に下のような給食を提供しています。季節の食材を使った彩り豊かなメニューは見た目を楽しめるだけでなく、苦手な食材も食べやすいように工夫されています。
▲いろんな食材を使った食事は色鮮やか!
▲主食、おかず、汁物、フルーツなどを組み合わせることで、栄養バランスがよくなります
こんな工夫も♪
▲その季節に合った旬の食材を提供します
▲見た目で楽しんでもらう工夫も忘れません
▲切る形やサイズを変えることで、苦手な食材も食べやすくなります
この流れ星ニンジンなら食べられるかも!
献立(こんだて)は管理栄養士が作っています
◀︎さまざまな食材を使いながら、みんなにごはんの時間を楽しみにしてもらえるように、そして飽きないように、安全安心な食事づくりを考えています
管理栄養士(栄養士)は、人々の健康を支え、食べることの楽しさを伝えていくお仕事です!
日清医療食品株式会社
栄養士 吉田 直さん
栄養バランスが体をつくるうえで大切なことがわかっていただけましたか? 管理栄養士(栄養士)は年齢や性別、運動量に合わせて必要な栄養素を計算し、献立を作っています。そして1日3回の食事を楽しんでもらえるよう、季節の食材や彩り、盛り付けも工夫して、完食してもらえるように考えています。病院や高齢者施設でも同じように管理栄養士(栄養士)がいます。みなさんも、まずは今日の給食で苦手なものがあってもがんばって一口食べてみましょう!
みんなの健康を考えて作っている給食をぜひ楽しんでください!