
保護犬や保護猫という言葉を聞いたことはありますか? 動物に保護が必要な状況を生まないためにはどうしたらよいのか、「ペテモ ライフハウス」という、保護犬猫と新しい家族の橋渡しをする活動をしているイオンペットに話を聞きました。
- 動物愛護に関する仕事
- 人とペットの幸せを考える仕事
- ペットの知識を提供する仕事
保護犬や保護猫が生まれる状況は社会の問題。みんなで学んで、少しずつ社会を変えていこう!
保護動物になってしまう状況を変えたいポン!

保護犬や保護猫はどうして生まれるの?

出産を重ねて増えた野良猫、首輪やリードがはずれて家から脱走した犬、飼い主の都合で飼えなくなった犬や猫など、今の日本には保護を必要とする動物がいます。保護犬や保護猫が生まれてしまう社会は、動物愛護の観点からも問題を抱えています。
このような状況を変える取り組みの1つに、保護された犬や猫を引き取る動物保護団体の活動があります。

ペテモ ライフハウスピアシティ稲毛海岸
の取り組みを見てみよう!

保護が必要な状況を生まないために
保護犬猫が生まれる状況をなくすためには、動物を飼う側(人間)が適切な飼い方を学んだり、保護犬猫と実際にふれあったりして、保護犬猫を知ることが大切です。ライフハウスでは、こういった機会を設けています。
飼い方教室

▲ 犬や猫を飼う際に必ず知っておきたいことを具体的に学ぶ
ふれあい教室

▲ 保護犬猫とのふれあい方などについて知る。保護動物にとっても、人になれるトレーニングになる
行政や地域の人たちと連携
「ペテモ ライフハウス ピアシティ稲毛海岸」(千葉県千葉市)は、千葉市と連携して千葉市動物保護指導センターにいる保護犬猫を引き取り、新しい飼い主へと譲渡する活動をしています。また、地域の人たちに保護動物や動物愛護についての発信などもしています。

▲神谷俊一千葉市長(左)と米津一郎イオンペット社長(右)

ペットと飼い主、どちらも幸せになることが大切!
保護犬猫も新生活に
向けて準備!

保護直後の犬や猫は、健康状態が悪いことや、人を怖がる場合があります。ライフハウスでは、新しい飼い主(セカンドパートナー)と生活が始められるよう、健康チェックやグルーミング、人や他の動物になれるトレーニングをして準備します。
希望した人と保護犬猫が
幸せに暮らせるか判断

保護犬猫は、自分のことを理解し、大切にしてくれる新しい飼い主を待っています。ライフハウスは、保護犬猫を迎えたい人と、その人が希望する犬や猫の両方が幸せに暮らせるように、話し合いなどを重ねて新たな家族となる人との橋渡しを行います。
きめこまかなフォローを続ける

保護犬猫の新しい家族が決まった後も、その新しい家族とライフハウスのつながりは続きます。迎えた保護犬猫を飼う上で新しい家族が悩みや不安を抱えても、ライフハウスの専門家がフォローし、さまざまなサービスや情報を提供します。
マッチングできるかな?
動物と人間が幸せに暮らすためには、お互いが求めていることを一致(マッチング)させることが大切です。この子たちにぴったりなおうちはどんなところかな? 考えてみよう!

ペットと人間がともに幸せに生きることができる社会へ
ぺテモ ライフハウス ピアシティ稲毛海岸
スタッフの皆さん
イオンペットは、「ペテモ」というブランド名で、ペット用品販売、グルーミングサロン、動物病院、しつけ教室などを展開し、「ペットと人間のくらし」をサポートしています。ペテモで、保護犬猫を引き取り、新たなご家族に譲渡する活動が「ライフハウス」です。商業施設内にあるため、地域の方はお買い物がてら立ち寄れます。ペテモにはペット用品の販売員や獣医師、愛玩動物看護師、グルーマー、ドッグトレーナーといった「ペットの専門家」がいます。保護犬猫に興味を持った人は、豊富な専門知識を備えたスタッフに何でも聞いてください! ペットの正しい飼い方などを学んだり、保護犬猫とふれあったりできるイベントも行っています。ライフハウスが目指すのは、保護しなければならない犬猫を減らすこと、そして「ペットと人間が幸せに暮らせる社会」。皆さんも気軽に遊びに来てくださいね。
保護犬猫のこと、もっと知ってください!
