日本で誕生したモスバーガーは、日本の良さを生かしたハンバーガーづくりにこだわっています。地域の食材や食文化を生かした「ご当地バーガー」について、モスフードサービスに聞いてみました。
- ハンバーガーの仕事
- 商品開発の仕事
- 日本の味を届ける仕事
日本各地の特色や食材を生かしてつくられていて、地域活性化と産地の応援につながっているんだ!
日本各地にうまいものあり!自慢の食材で勝負
「ご当地バーガー」は、 “日本の各地域に根付いたおいしい食べ物を、ハンバーガーにしてお届けしたい”という思いから生まれました。また、モスバーガーにはご当地食材を使用したシェイクもあります。日本生まれのハンバーガーチェーンだからこそ、できる取り組みですね。
北海道
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1 北見しょうゆタレとんかつバーガー 北海道産ポーク使用(2017)
北見市の多くの焼肉店で手づくりしている「生たれ」をアレンジ
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2 釧路ザンタレバーガー 甘酢たれ(2015)
ザンギ(鶏のからあげ)に甘酢たれをかけた釧路発祥の「ザンタレ」を再現
岩手
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3 じゃじゃ味噌チキンバーガー シャキシャキねぎのせ(2016)
盛岡三大麺のひとつ「じゃじゃ麺」に使われる味噌をアレンジして使用
埼玉
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4 秩父わらじカツバーガー 深谷ねぎ味噌ソース(2017)
秩父のご当地グルメ「わらじカツ丼」をイメージし、ソースに深谷ねぎを使用
埼玉県深谷市の深谷ねぎと秩父市でつくられた味噌を使用しています。
静岡
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5 静岡・駿河湾水揚げ 桜えびコロッケバーガー (2018)
静岡県駿河湾の由比港・大井川港のみで水揚げされる桜えびをコロッケに使用
桜えびは、日本では駿河湾でしか水揚げされず、漁期も春(3〜6月初旬)と秋(10〜12月下旬)の年2回だけの、貴重な食材です。
愛知
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6 名古屋海老フライバーガー レモンタルタル(2017)
名古屋で有名な海老フライをハンバーガーに
兵庫
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7 兵庫・加古川デミグラ牛カツバーガー (2018)
加古川のご当地グルメ「かつめし」を再現
徳島
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8 パリパリれんこんチキンバーガー 甘辛だれ(2016)
れんこん畑にアイデアを得て商品を考案
愛媛
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9 日本の生産地応援バーガー 真鯛カツ〈愛媛県愛南町〉(2021)
刺身に使われるほど身が引き締まった真鯛をカツに使用
日本の真鯛養殖の生産量の半分を占める愛媛県。新型コロナの影響で落ち込んだ養殖真鯛の出荷と消費量を増やそうと考えられた取り組みです。
大分
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10 中津からあげバーガー レモン添え(2015)
からあげの聖地ともいわれている「中津からあげ」をアレンジして使用
長崎
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11 長崎トルコライス風バーガー (2017)
長崎の名物グルメ「トルコライス」を再現
モスではパンの部分を「バンズ」、肉の部分を「パティ」というんだよ。
ご当地食材のシェイクも種類豊富!
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まぜるシェイクル レクチエ
<新潟>(2021)
ル レクチエは栽培が難しく生産量が限られているため、「幻の西洋梨」とも呼ばれています。
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まぜるシェイク湘南ゴールド
<神奈川>(2021)
開発に12年もかかった湘南ゴールドは、「かながわの名産100選」にも選ばれています。
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まぜるシェイク紀州南高梅
<和歌山>(2021)
和歌山県は梅の大産地で、“紀州南高梅”は梅の最高級ブランドといわれています。
みんなも地元の食材を使ったご当地バーガーやシェイクを考えてみよう!
テリヤキバーガー
日本のチェーンでモスバーガーが初めて開発しました。日本人の味覚とハンバーガーに合う味として使った調味料は味噌。当時は、「照り焼き=魚」のイメージが強く、あまり売れませんでしたが、徐々にそのおいしさが日本全国に広まりました。
モスライスバーガー
海鮮かきあげ(塩だれ)
ライスバーガーはモスバーガー生まれです。ご飯に合うおかずをイメージして作られた商品で、パンの代わりにご飯を使うのは崩れやすく、作るのが難しかったです。研究の末、焼きおにぎりのように、ご飯の表面を焼いたことでモスライスバーガーが完成しました。
※写真はイメージです。
日本人の味覚に合うハンバーガーを作るために、さまざまな研究を重ねています!
株式会社モスフードサービス マーケティング本部
商品開発部 第一商品開発グループ 稲垣 圭さん
モスバーガーは、日本人の味覚に合うハンバーガーづくりにこだわっています。看板商品のモスバーガーは、うまみのあるふっくらジューシーなパティ、液体塩こうじや煮詰めたお酢、にがりなどを隠し味にした“日本のミートソース”、しっとりとした食感のバンズなど、さまざまな工夫が盛り込まれています。モスバーガーは本質的な“変わらぬおいしさ”を守りながら、時代やお客さまの好みに合わせて進化し続けています。
変わらぬおいしさを守ります!