保育園で一番多く交わされる言葉は?

おしごと年鑑 身近な生活につながるお仕事 2021年度
株式会社日本保育サービス

保育園では、園児や先生、保護者など、たくさんの人たちがさまざまな会話をしています。そんな中で、一番多く交わされる言葉って何でしょう? 日本保育サービスに教えてもらいました。

  • 保育園の仕事
  • 子どもと関わる仕事
  • 心と体を育む仕事

それは「ありがとう」という感謝の言葉。
保育園は「ありがとう」がたくさん生まれる場所です。

「ありがとう」を探してみよう!

保育園は在園児の保育だけではなく、保護者の支援や、入園前の家庭に対する支援、地域の子育て相談など、さまざまな役割を担っています。どんなところで「ありがとう」が生まれるのかを探してみましょう。

入園前の親子をサポート

入園前の親子をサポート

保育園では入園前から保護者と子どもの支援を行っています。保育士や栄養士に育児相談や栄養相談ができたり、保育園での活動の様子を体験できたりする日を設けています。
育児相談や保育体験の日には、身体測定を行ってくれる園もあります。事前に予約をして保育園の中を見学できるほか、日程を決めて行う園庭開放では、安全に整備された園庭で遊ぶことができます。

地域の人たちとの交流

地域の人たちとの交流

お散歩で地域の人に会えば、きちんとあいさつをします。公園のごみ拾いをしたり、花壇の整備などをお手伝いすることもあります。
イベントなどで地域のお店に協力してもらうこともあり、そんなときはお礼として園児たちが感謝状や絵を描いて、イベント後に渡しに行きます。また、勤労感謝の日などに日頃の感謝を込めて、園児手作りのプレゼントを渡す園もあります。

保育園内で

ありがとう

保育園で働く大人同士でも「ありがとう」がたくさん交わされています。みんながお互いに助け合って仕事をしています。

ありがとう

保育士と園児、園児と園児など、園内にはたくさんの「ありがとう」が溢れていて、自然と感謝する心が育まれます。

いろんな人に出会えるのも保育園の魅力!

保育園で働く人たち

保育園ではさまざまなプロが働いています。日本保育サービスが運営する園にはネイティブの英語講師がレッスンに来るので、小さいうちから多様性に触れることができます

保育園では保育士のほかに、栄養士や調理師、看護師、事務を行う事務職員など、さまざまな人が働いています。保育園は育児経験をはじめとし、すべての人生の経験を生かせる場所なので、職場復帰がしやすく、老若男女が働きやすい環境です。地域の人たちや、ボランティアや職場体験で訪れる学生など、さまざまな人たちとかかわることで園児自身も多様性を学んでいきます。

保育園で働くためにはどんな
勉強をしたらいい?

保育士として働くためには、保育士国家資格を取得する必要があります。看護師や栄養士として働く場合も、資格を取る勉強をすることで、自分の得意な分野で子どもたちの役に立つことができます。でも、一番大事なことは「子どもたちが大切」という気持ちを持っていることです!

保育の仕事はこれまでに経験したすべてのことが役に立つんだって!

ヒナタ
保育園で「ありがとう」が生まれるのはいつ?

年間スケジュールから探してみよう!

  • 4月

    入園式・進級式

    桜

    保護者も参加して、入園や進級をお祝いするよ。

  • 5月

    春の親子遠足

    おにぎり

    遠足での「ありがとう」で仲良くなることも!

  • 6月

    給食試食会

    給食

    保護者が保育園の給食を試食できる会だよ。

  • 7月

    夏祭り

    夏祭り

    保護者や地域の人たちも協力して開催するんだ。

  • 8月

    夏のお楽しみ会

    手品

    手品やお芝居などで先生たちが楽しませてくれるよ。

  • 9月

    芋ほり遠足

    お芋

    食べ物を収穫する喜びや楽しさを学ぶよ。

  • 10月

    運動会

    運動会

    応援を受けて、園児たちみんなががんばるよ!

  • 11月

    親子クッキング

    クッキング

    保護者と一緒に料理にチャレンジ!

  • 12月

    冬のお楽しみ会

    クリスマス

    ハンドベルの演奏やゲームなどで楽しく遊ぶよ。

  • 1月

    正月あそび

    コマ

    コマや福笑いなど、お正月の遊びを教えてもらうよ。

  • 2月

    節分

    節分

    お面を作ったり節分の由来を学んだりするよ。

  • 3月

    卒園式

    卒園式

    1年間で一番「ありがとう」があふれる日。

これからも感謝の気持ちを忘れずに!

保育園には温かいつながりが溢れています

答えてくれた人

株式会社日本保育サービス
アスク舎人駅前保育園 園長 横森 翔さん

子どもたちは長い時間を保育園ですごします。言葉を覚えたり、お箸を使ったり、それまでできなかったことが保育園にいるタイミングでできるようになることも多いです。お迎えの際にそういった様子をお伝えすることで、保護者の方も安心してお子さんを預けることができます。保育園は、子どもたちだけではなく、保護者の方々にとっても安全基地です。
当社の保育園では、七夕用に園に飾る大きな笹を近所の方にいただいたり、お散歩で商店街に寄ってお店の人とお話ししたりする園もあり、各園が地域で交流を深めています。また、運動会や夏祭りなどに遊びに来た卒園児を見て成長を感じる場面も多々あります。保育園には、世代を超えた地域内の温かいつながりが溢れています。

保育園にはさまざまな役割があります!

答えてくれた人