行政書士は、どんな場面で活躍するの?

おしごと年鑑 社会の土台を支えるお仕事 2020年度
日本行政書士会連合会

行政書士は、頼れる街の法律家。私たちの生活のさまざまな場面で活躍します。行政書士の仕事について、日本行政書士会連合会に教えてもらいました。

私たちの暮らしのさまざまな場面で、法律の専門家として活躍するよ。

国や地方の役所=行政

「行政書士」というのは、その文字のとおり、「行政に提出するための書類を作る人」という意味。法律などの専門知識を生かして、私たちの暮らしのさまざまな場面で手助けをしてくれます。どんな場面で行政書士が活躍するのか、見てみましょう。

行政書士が扱う書類は、
1万種類以上もあるニャ!

ユキマサくん

行政書士制度の宣伝部長・ユキマサくん

ユキマサくんプロフィール

誕生日2月22日(行政書士記念日)
年齢5歳 性別
肩書行政書士制度の宣伝部長
猫界の行政書士になること
趣味行政書士の魅力についてアツク語ること
特技飼い主のまもる先生(行政書士)に憧れて、猫界のお困りごとを解決しているニャ!

赤字の部分が、実際の行政書士の仕事だよ。

ユイ

社会人としてスタート!

社会人としてスタート!

契約書の作成

20歳になると(2022年4月からは18歳になると)、法律上は成人として扱われます。成人すると、自分の責任で売買契約や賃貸契約など、さまざまな契約が結べるようになります。行政書士は、こうした契約書類の作成をお手伝いします。

矢印1

自動車を手に入れた!

自動車を手に入れた!

自動車の登録など

自動車についているナンバープレートは、その自動車がきちんと登録されている印です。自動車を買ったり、引っ越しして住所が変わったりした時は、近くの運輸支局に届け出ます。

矢印2

マンガを描いてみた

マンガを描いてみた

著作権の登録など

マンガや小説、作詞や作曲などの創作物は「著作権」によって、他人にマネされたり、勝手に売買されたりすることから保護されるべきものです。行政書士は、創作者の権利を守るための書類を作ることもあります。

矢印3

自転車で人にぶつかった!

自転車で人にぶつかった!

裁判外紛争解決手続(ADR)

自転車事故やペットのトラブル、外国人の就労・就学に関するトラブルなど、日常の身近な問題にも、社会貢献の一環として、行政書士が解決のお手伝いをします。

矢印4

外国人と結婚

外国人と結婚

在留許可、帰化などの申請

外国人が日本人と結婚して日本に住む場合、在留許可申請などの手続きが必要です。日本の国籍を取得する場合の帰化申請にも多くの書類が必要なため、法律の専門家の手助けが必要です。

国際結婚の壁を打ち壊せ!
国際結婚の壁を打ち壊せ!

近年では、日本でも夫婦のどちらかが外国人というカップルが珍しくなくなりました。でも、パートナーが日本に住み続けたり、日本の国籍を取ったりするためには、さまざまな手続きが必要です。これを、専門家ではない個人が自分でやろうとするのは大変!夫婦の幸せな生活のために、行政書士はここでも活躍します。

矢印5

家を建てよう

家を建てよう

農地の転用や土地の利用に関する相談

自分の土地であっても、家は自由に建てられるわけではありません。さまざまな法律を確認し、許可を受けて初めて建てられます。ここでも、たくさんの書類を作成します。

矢印6

会社をつくる!

会社をつくる!

定款などの作成

株式会社やNPO法人を設立するには、定款や議事録などたくさんの書類が必要になります。また、事業そのものに許可が必要な場合もあります。

矢印7

お店を開く

お店を開く

営業許可などの申請

会社を子どもにゆずり、引退して小さなお店を開くことに。会社の譲渡はもちろん、お店の種類によっては、さまざまな手続きが必要なため、行政書士がお手伝いします。

お店を開く夢をかなえて!
お店を開く夢をかなえて!

たとえばケーキ屋さんを開きたいと思っても、ケーキ作りが上手なだけでは開けません。法律で定められたさまざまな条件をクリアして、お店を開く夢をかなえるために、行政書士も依頼者と一緒にがんばります。

矢印8

家族の介護

家族の介護

成年後見制度※に関する相談

親が年をとって財産の管理ができなくなった時のために、代わりに管理することにしました。こういう時は、行政書士が任意後見契約書や公正証書の作成などの相談に乗ります。

※成年後見制度は、法定後見と任意後見とがあります

矢印9

相続の手続き

相続の手続き

遺産分割協議書の作成など

家族が亡くなった時は、多くの場合、財産を遺された家族で相続します。法律で決められた配分で分けることもありますが、遺産分割協議を行うことで、話し合って配分を決めることもできます。

行政書士は、頼れる街の法律家です

答えてくれた人

日本行政書士会連合会
会長 常住 豊さん

行政書士は、2020年4月現在で、全国に約4万9000人います。行政書士は、行政書士法に基づく国家資格者です。国家試験を受けて合格すれば、行政書士になることができます。法律を扱う資格はほかにもありますが、行政書士は幅広く多様な手続きを行うことができ、自分の得意分野や興味を生かしやすいのが魅力です。行政書士の仕事は、みなさんの生活のさまざまな場面に生かされます。何かあったら、ぜひ、みなさんの街の行政書士を頼ってくださいね。

行政書士バッジ

これは行政書士のバッジ。
「調和」や「真心」といった花言葉があるコスモスの花弁の中に「行」の字が配置されています。

答えてくれた人