
オフィスビルやホテル、病院、商業施設など、大きな建物には空調設備が欠かせません。空調と、その役割について、さまざまな建物で空調設備を作っている新日本空調に聞いてみました。
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- 空気をきれいにする仕事
- 研究開発の仕事
空気を調和させて快適に過ごすための役割があるよ。

大きなビルや商業施設などでは、空気の環境を整える空調設備が欠かせません。人が快適に過ごせるように、きれいな空気を供給しています。これを「空気調和設備」といい、天井の上などに配管を通したりして、ふだん目に見えないところで、わたしたちの空気環境を調整してくれています。こうした設備をくまなく配置することで、ビル全体の空気を調整しています。
ビルなどではエアコンや配管を天井に
設置することもあるんだよ。

空調はこんなに大切な役割があるよ
空気の流れを調整

大きなビルでは窓が開かないことも多いので、換気のために空調で空気の流れを作ります。
温度を調整

温度が高すぎたり低すぎたりしないで快適に過ごせるよう、冷房や暖房で温度を調整します。
湿度を調整

空気の乾燥などでも快適に過ごすことができなくなります。湿度を調整することも大切です。
空気の清浄

空気中のほこりやゴミをフィルターで取り除いて、きれいな空気を部屋に吹き入れています。
災害で空調が使えなくなるとどうなるの?
地震・災害などが起きたとき

換気ができず体調がすぐれない

窓が開かない部屋では外気を取り入れることができなくて、二酸化炭素やほこりが増え体調が悪くなります。
温度調節ができず熱中症にも

冷暖房が使えなくなると、温度調整ができなくなり、夏は暑く、冬は寒くなって、健康に悪い影響を及ぼします。

空調が壊れると健康への被害も大きいケモ。
設備を災害から守るための工夫をいろいろしているよ
エアコンを地震の揺れから守るしくみ
地震の強く長い揺れによって、天井につってあるエアコンが、取付部分の破損で落下する危険があります。揺れを防ぐために補強の棒材をX状に取り付ける耐震補強を行いますが、とても手間と時間がかかります。新日本空調では、棒材に代えてワイヤを使って揺れを少なくする工法を開発。この工法は従来よりも作業時間が大幅に短縮できます。

▲エアコンを天井に固定している部分が破損しないように開発された「柔ワイヤ工法」
重要な設備を大雨などから守るしくみ
地下に発電機などの重要な設備がある場合は、大型換気口が地上付近に設けられています。洪水や大雨などの災害時には、換気口からの浸水防止のための「ジャバッShut」というしくみが活躍します。換気口からの水の浸入を防ぎ、地下にある重要な設備に水がかかって機能停止することなどを防ぎます。

▲地上の換気口からダクトを通って水が地下に入ると設備が使用不能になってしまうことがあります
空調環境を整えて人々の暮らしを守ります
新日本空調株式会社 技術本部
沼尻美幸さん
私の仕事は、技術教育のアシスタントや、e-Labo※見学のお客様のアテンドなど、当社の技術を、お客様を始めとしたステークホルダーの皆様や社員に伝えることです。当社の保有技術が、持続可能な社会の実現に寄与することや、良い品質の「空調」をお届けしていると実感できることに、やりがいを感じています。新日本空調グループは、未来のあるべき姿の実現に向け、取り組みを進めています。
※e-Laboとは、当社の保有技術とともに、省エネルギー(energy-saving)や地球環境に配慮(environmental)し、自然エネルギーを活用(ecological)した技術を体感できる自社施設を指します。
良い品質の「空調」をお届けしています。
