ロボットやVR技術は建築現場でどう役立つの?

おしごと年鑑 未来を生み出す科学技術のお仕事 2020年度
鹿島建設株式会社

高層ビルの建築現場では、すでにロボットやVR技術が大活躍してるって知ってました? 最先端技術を生かした建築現場の様子を、鹿島建設が教えてくれました。

作業の省力化や効率性、快適性アップに大活躍だよ!

人手も資材も日数もかかる、大きなビルの建築現場。そこでは無数の「困った!」が発生します。こうした「困った!」を合理的に解決し、作業の効率をアップするために、さまざまな最新技術が取り入れられているんですよ。その光景を、見てみましょう。

人手不足で職人さんが足りないよ!

人手不足で職人さんが足りないよ!

矢印

ロボット

熟練が必要ない自動化できる作業はロボットにお任せ。重いものを運んだり、雨や暑さの中での作業も平気だよ。

ロボット
現場が暑かったり寒かったり危険だったり…

現場が暑かったり寒かったり危険だったり…

矢印

遠隔管理

映像を見ながら快適なオフィスで指示ができれば、作業の効率と安全性は大きくアップ! 複数の現場を同時に管理することもできるよ。

遠隔管理
設計図や書類が多すぎる!

設計図や書類が多すぎる!

矢印

デジタル化

紙に書いていた設計図や資料を全てデジタル化できれば、情報管理が楽になるだけでなく、VRなどで完成状態を確認することもできるよ。

デジタル化

実際の、鹿島建設の最先端の建築現場を見てみよう

ネジ ロボット ネジ

溶接や流し込んだコンクリートをならして平らにする作業は、同じ作業を正確に繰り返すことを得意とするロボットに任せます。そうすることで、熟練の職人さんは高度な技術が必要な作業に集中することができます。人間とロボットが協力して品質の良いビルを効率良く建てていきます。

ロボット

ネジ 遠隔管理 ネジ

ドローンが自動で撮影する映像をオフィスで受信することで、その場にいなくても、現場の細かな状況が把握できるようになっています。また、たくさんの資材や数千人もの作業員が行き交う高層ビルの建築現場でも、それぞれにビーコンをつけることで、いつ、どこに、誰が、もしくは何があるかが、瞬時に把握できるようになっています。

ドローンなどを使って、オフィスにいながら建築現場の様子が把握できるよ

遠隔管理

ネジ デジタル化 ネジ

設計段階から全ての情報をデジタル化。その情報をみんなで共有することで、骨組みだけの現場でも、どこにどんな配管があるか、完成後はどんな光景になるかなどを確認できるようになっています。どんな資材を、いつ、どこで使ったのかを追跡することもできるので、その後のメンテナンスにも役立ちます。

デジタル化VR

▲▼情報をデジタル化するとVRで完成予想図を見たりできる。情報を共有することも簡単に

デジタル化3D
ユイ

未来の世界みたいだけど、すでに現実になっているよ!

映画の世界が建築現場では現実に

答えてくれた人

鹿島建設株式会社
鹿島スマート生産推進チームのみなさん

一度に数千人の作業員の位置や様子を把握したり、目の前の未完成ビルがメガネの向こうでは完成して見えたり、そんなSF映画のような世界が、すでに建築現場では現実になりつつあります。建築現場といえば、昔から重労働というイメージがつきものですが、私たちはそうした現実を、技術の力で変えていきたいと考え、日夜研究をしています。例えば、暑い日差しのもと、重い機材をかついで溶接の仕事をするのは大変そうですが、涼しい環境で、溶接ロボットを遠隔操作するオペレーターの仕事なら、楽しそうだと思いませんか? もちろん、どんな仕事にも熟練した人の技は欠かせませんが、私たちは人の技が生きる場所とロボットやシステムに任せられる場所を切り分けて、機械にできることを任せてしまうことで、人の力をより効果的に発揮できるような現場を目指しています。まだまだ課題はたくさんありますが、未来をつくる、心からワクワクできる仕事です。

最先端の技術で最高の建築物を
造ります!

答えてくれた人