スーパーに行くと、いろんなバナナが売っていますよね。味や姿形だけでなく、見えないところにも、バナナの価値はあるんですよ。本当においしいバナナについて、ユニフルーティージャパンに教えてもらいました。
「人に優しく、地球に優しい」を目指した、生産環境と品質に特に「こだわり」を持ったバナナだよ。
ユニフルーティージャパンの新しいバナナブランド「こだわリッチ」が生まれるまでを、見てみましょう。
こだわリッチが生まれるまで
まず、インタビューなどを通じて、お客様がどんなことに関心があるか、何を求めているかを徹底的に調査します。
調査の結果をよく分析して…
みんなで話し合い、ブランドのコンセプトを決めます。
こうして生まれたのがおいしさや栄養素だけでなく、育てる環境から加工まで、全ての工程にさまざまな「こだわり」を盛り込んだ「こだわリッチ」。お客様に私たちのこだわりポイントを理解していただくために、動画などを作ってアピールします。
こだわリッチは、フィリピンの農園でつくられ、日本に届けられてから加工されています。バナナがみなさんの手元に届くあらゆる過程で、人と自然に優しいさまざまな「こだわり」があるんですよ。
バナナは広大な農園で育つよ!
こだわリッチは、ユニフルーティーが自社で管理する農園で限定生産されています。農園の周りの森林は伐採を禁止。農地周辺の森林や野生動物の生息地の保全に取り組んでいます。また、持続可能な農業を追求し、安全性の高い農薬のみを使用。「ラグーン」と呼ばれるため池を設置して農園からの排水が直接河川に流れ込まないようにしています。
バナナの生産にはたくさんの水が欠かせません。バナナを育てるための良質な水源を確保しています。また、バナナを袋詰めするパッキングハウスでも多くの水を使いますが、その水はリサイクルをして使用しています。排水する際にはいったんラグーンにためたあと、自然に返します。
ラグーンには、魚もたくさんいるよ。
バナナづくりは畑の土づくりから始まります。バナナや土に悪影響を与える殺虫剤や除草剤の使用を極力ひかえ、手作業での害虫駆除や雑草除去も行っています。バナナに最適な土をつくり維持するため、土壌やバナナの葉の分析を行い、必要な肥料のみを与えるよう徹底しています。
農園で働く人たちが良い環境で働くことは、継続して良いバナナの生産を続けるために重要なことです。ユニフルーティーの農園は地域社会と共存し、労働者とその家族の医療や教育のサポートをしています。
バナナは緑色のまま日本に輸入され、日本で黄色く甘く熟成させます。おいしさを最大限に引き出すためには、この過程で気温や湿度などを周囲の環境やバナナの特徴に合わせて完璧に調整する必要があります。こだわリッチは特に収穫する農園を限定しているので、その限定農園のバナナに合わせた加工を行うことで、おいしさを引き出しています。
作る人の生活や環境にもこだわって本当においしいバナナができるんだね。
株式会社ユニフルーティー ジャパン
経営管理部 高谷 徹さん
バナナでつながる笑顔の輪を、広げていきましょう!