
日本全国、みんなの身近なところにある郵便局。郵便物や荷物を運ぶだけでなく、他にもいろんな仕事をしています。どんな仕事をしているのか、教えてもらいました。
郵便、貯金、保険など、暮らしに欠かせない仕事をしているよ。
窓口のお仕事

郵便
手紙や荷物を受け付けたり、はがきや切手を販売したりしています。地域の名産品のカタログ販売や、ご当地限定の面白いはがきなども扱っています。


▲ご当地フォルムカード
▲ポスト型はがき
貯金
貯金の窓口では、貯金や送金、決済などの受付をしています。そのほかにもお金に関する相談などを受けています。
保険
けがや病気など万が一のときに備える保険で、お客さまに安心を提供しています。進学に備える学資保険も扱っています。
配達のお仕事

みんなから預かった手紙や荷物を責任を持って届けます。
お客さまの家に行くお仕事

「郵便局のみまもりサービス」
一人暮らしのお年寄りの家に行ってお話を聞いて、
離れて暮らす家族に様子をお知らせします。
お客さまの家などに行って、お客さまのご希望に合った商品などをおすすめします。
身近なところに、こんなにたくさんあるよ
郵便局は全国に
約2万4000カ所あるよ!

山間部や離島も含め、日本全国すべての市区町村にあります。
ゆうちょのATMは全国に
約3万1000台あるよ!

ゆうちょ銀行の口座なら、日本全国いつでもどこでもお引き出し手数料は円です。
※ATM台数は2019年9月末現在
郵便ポストは全国に約18万本あるよ!

郵便ポストはなんと約18万本。自分の家の近くにはどんなポストがあるかな?
手紙が届くまで
手紙をポストに入れたあと、どうやって相手のところに届くんでしょうか?
手紙が家に届くまでの道のりを見てみましょう。
ポストから手紙を回収する

ポストに集まった郵便物(手紙やはがきなど)を郵便局の人が定期的に取りに来て、郵便局まで運びます。

郵便局で仕分ける

郵便局に運ばれてきた郵便物を、大きさや種類ごとに仕分けます。消印を押して、住所ごとに分けます。

郵便番号を正しく書こう

7桁の郵便番号でお届け先の町域までわかります。早く確実に届けるためにも郵便番号を正しく書くことが大切だよ!

配達する郵便局に運ぶ

宛先近くの郵便局まで、郵便物を運びます。配達するために、郵便物をさらに細かく地域ごとに仕分けます。

配達する

各担当地域の郵便局の人が、それぞれの家に配達することで、手紙が届きます。
ポストに入れずに郵便局に
直接持っていってもいいのね


郵便局トリビア
昔の郵便ポストは黒かった?

日本で郵便が始まったのが1871年。翌年から全国に設置されたポストは木製で、黒色に塗られていました。その後、火事に強い鉄製のポストが考案され、1901年からは目につきやすい赤色のポストが設置されました。観光地などでは、赤色以外のポストや珍しいデザインのポストもありますよ。
郵便局のマークの由来は?

かつて郵便や電信を扱っていた省庁は、逓信省といいました。そこで郵便局のマークは、テイシンの最初の文字「テ」を図案化して使われるようになったといわれています。
※さまざまな説があります
1円切手のこの人はだれ?

1円切手の肖像になっているのは、江戸から明治にかけて活躍した前島密。日本の郵便制度の仕組みを作った人で「日本近代郵便の父」と呼ばれています。「郵便」や「切手」「葉書」という名前も、この人が決めたんですよ。
日本全国の郵便局ネットワークで
暮らしを支えています
日本郵政株式会社 広報部 沖田直子さん
日本郵政グループは、郵便局ネットワークを基盤に、郵便・貯金・保険のユニバーサルサービス(※)を提供しています。
郵便局は約2万4000カ所、全国1741の市区町村すべてにあり、山間部や離島でもみなさんの暮らしを支えています。大きな災害が起こって郵便局の復旧に時間がかかるときなどには、車両型の郵便局が活躍します。
「そばにいるから、できることがある。」をスローガンに、地域に根ざし、地域に密着した存在である郵便局が、これからも日本中のみなさんの暮らしを支えるさまざまなサービスを提供していきます。
※ユニバーサルサービス:
全国どこでも、誰でも、一律に受けることのできるサービスのこと。
近所の郵便局に
ぜひ来てね!
