しごとについての質問
「社会を守る警察官のかっこよさに憧れます。日々どんな仕事をしているんですか?」(14歳・男子)
「これも学習マンガだ!」山内康裕 (やまうち やすひろ)さん
※「これも学習マンガだ!」公式WEBサイト https://gakushumanga.jp/
犯罪に走る少年少女を更生させる仕事にも取り組んでいます
『シバトラ』(全15巻)
原作:安童夕馬
作画:朝基まさし
出版社:講談社
価格:440円~(税込)
電子書籍あり
警察官は、事故が起こらないように街中に注意を払ったり、事件を調べて犯人を捕まえたり、人々が社会で安心して暮らせるように、さまざまな事故や犯罪から人々を守ってくれる存在です。警察官には、地域の安全を守る「地域警察」や要人の警護をする「警備警察」、殺人や強盗などの事件を解決する「刑事警察」など、さまざまな職種があります。
『シバトラ』は、生活安全課少年係で、犯罪に走る少年少女らを更生させることに情熱を燃やす柴田竹虎が主人公の物語です。童顔であることを生かした潜入捜査などによって、少年少女が非行からやり直せるように取り組みます。
武虎は心から少年少女の更生を信じていて、作中では武虎と出会って説得されることで更生した子もいます。しかし、説得は簡単なことではありません。人によって、それまでの生活から立ち直ることができるかどうかは、説明書のようには明確に決められていないからです。それでも仕事として、警察官として、少年少女に向き合う警察官の格好よさを感じられる作品です。
毎日、目の前の仕事に全力で取り組む交番勤務のリアルがわかります
『ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜』(既刊22巻)
著者:泰三子
出版社:講談社
価格:715円~(税込)
電子書籍あり
警察官の多くは、夜もお休みできないので、交代でお休みをとりながらお仕事をします。心身ともにタフさが必要になりますね。
『ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜』は、交番(=ハコ)に勤務する女性警察官を中心に、警察官の日常を描いた作品です。作者は元女性警察官。自身の経験をもとにした、リアルな交番勤務の警察官の日常が描かれています。
日常のボヤきや愚痴につい笑ってしまう本作ですが、シリアスな展開も見逃せません。例えば、「UFOを見た」「今から自殺をする」「屋根裏に忍者がいる」といった嘘か本当かわからない通報が深夜に来たエピソードでは、イタズラや虚偽通報だと決めつけずに、真摯(しんし)に通報に向き合う大切さが描かれていました。「何かあってからでは遅い」ので、警察官はいつでも本気で取り組まなければいけません。本作を読めば、常に目の前の仕事に全力で取り組む大変さを感じることができるでしょう。
刑事課や鑑識係、生活安全課、交通課などそれぞれの課での苦労ややりがいが描かれているので、警察官にどんな仕事があるのかを知るのにもおすすめです。