
世界最大の球根輸出国、オランダ。日本が輸入する球根も約9割がオランダ産です。地球半周分近い道のりを無事に運ばれてくるよう、さまざまな調整や手続きを行う日新に話を聞きました。
- ものを運ぶ仕事
- 輸出入に関わる仕事
- グローバルな仕事
温度や湿度の調整ができる特別なコンテナ(リーファーコンテナ)で、カビなどがはえないように気をつけながら、船で運んでくるよ。
オランダから日本へ 球根たちの大航海


「農林水産省 植物防疫所 植物検疫統計」から編集部が作成
球根を日本に輸入するための日新の役割とは?

球根を休眠状態にして運ぶ!
オランダからの船は長い道のりをかけて日本へ。暑い場所を通ると球根が成長してしまうため、コンテナ内で一定の温度と湿度を保つことが大事!
温度調節できない通常のコンテナで運んだら……
コンテナの中は、5~7℃で真っ暗。換気もして、球根の呼吸をゆるやかにするよ。


寒くて暗い環境にして、球根の成長を遅らせるんだね!
そう。このコンテナは「リーファーコンテナ」といって、温度(-30℃から+30℃)や湿度が調整できる。球根を運ぶのに最適な温度の5~7℃を保つことで、オランダから出港したままの状態で日本に着くんだ。日本で秋に植えられた球根は、春にきれいな花を咲かせるよ。


輸出入に欠かせない書類の手配
オランダでの輸出時や、日本への到着後に、「荷物の中身は何か」「輸出(輸入)してもよいものか」「病気はついてないか」など、さまざまな検査をするのに必要な書類を作ります。

コンテナ内の貨物が書かれたリスト(通関書類)と、実際に届いたものが違うと大変なことに!
輸出前・輸入後に、港にある倉庫で間違いがないか、入念に確認するよ。


日本に到着後、虫や菌がついていないかを植物防疫所で植物防疫官が確認。
問題がなければ、税関で税金を支払って、日本国内に運べるようになるよ。


球根たちは到着後、健康チェックをしてもらうのね!
オランダの花を日本の「春」へ届ける!
株式会社日新
経営企画部 広報・IR(アイアール)課
深沢智朗さん(左)、須藤聡美さん(右)
日新は世界へ安全・確実にさまざまな貨物を運ぶ国際物流企業です。チューリップの球根のように温度・湿度管理が必要な繊細な貨物、その他の一般貨物、それぞれの特性に合わせて最適な輸送方法を選択・提供し、みなさんの生活が豊かになるよう励んでいます。みなさんが春に「チューリップがきれいだな」と笑顔になるよう、私たちはこれからも世界から届くお花のバトンをつなぎます。
みんなの身近にあるモノも日新が海外から運んだものかもしれないよ !
