
車の点検や修理をする自動車整備士は、どんな道具を使ってどんな仕事をするのでしょうか?日本自動車整備振興会連合会に聞いてみました。
- 自動車の仕事
- 安全を守る仕事
- 資格のいる仕事
車が安全に走ることができるように点検・整備するお仕事だよ!
自動車整備士の別名は「カードクター」。車の故障による事故などを防ぐために、定期的な点検や故障の修理などを行っています。自動車やトラック、バスなど、日本国内を走る、約8000万台の車のお医者さんです。その数は全国で約33万人! どんな仕事なのか見てみましょう。


仕事に欠かせないアイテムは?
自動車整備士は、必要な道具を手に取りやすいところに置いたり、常に身につけていたりします。点検や故障の修理に欠かせない、たくさんの道具を紹介します。

つなぎ
自動車の下にもぐることも多いから、ベルトがなくてもずれにくい、つなぎを着ます。服の金具で車を傷つけないためでもあります。
スキャンツール
車に積まれた多くの電子機器と通信し、車の中の様子をいち早く読み取ります。
帽子
頭を守るために必ずかぶります。ヘルメットの場合もあります。
電動インパクトレンチ
電気の力でボルトやナットをしめたり、ゆるめたりします。
トルクレンチ
部品やタイヤを留めるボルトやナットを決まった力でしめたりするのに使います。
安全靴
重い部品などが落ちても、足を守ってくれます。
手工具
人の力でボルトやナットをしめたり、ゆるめたりします。

主な手工具
・ドライバー
・スパナ
・ラチェットレンチ

ほかにもこんな工具をよく使います!
・ハンマー
・ライト
・スケール(ものさし)
サーキットテスター

電気がきちんと流れているかを確認するための道具です。
手先が器用でメカの構造(こうぞう)にも詳(くわ)しい整備士は、車以外の壊れたものも修理したりするそうじゃ。すごいのう!

自動車整備士になるには?
自動車整備士の国家資格を取得するためには、「自動車整備士技能検定試験」に合格する必要があります。受験するには、働いて技術を身につけるか、専門の学校で学ぶという方法があります。
自動車整備業界で6か月以上働く※
仕事をしながら整備技術を身につけ、資格取得を目指します。
※高校で学んだ内容によって必要な期間は変わります。
学校で勉強する
高校や大学、専門学校などで専門知識と技術を身につけます。

自動車整備士試験
技能レベルごとに3級、2級、そして最上級の1級にわかれ、学科試験と実技試験があります。

合格!
自動車整備士になる方法はこちらも見てね!!
豆 知 識
自動車整備工場は全国に約9万工場と、コンビニエンスストア(約5万6千店舗)よりも多いです。全国を走る約8000万台の車の安全を守るには、多くの工場と自動車整備士が必要なのです。
安全・安心を守る、社会に欠かせない仕事です!
一般社団法人 日本自動車整備振興会連合会のみなさん
ベテランの整備士は、自動車が発する変な音や匂いで、どこに不具合があるかがだいたい分かります。プロの腕と目が必要な、AI(エーアイ)にはできない仕事です。お客様から「ありがとう」と言われると、やりがいを感じられます。また、整備士の資格には有効期限がなく、整備工場も全国にあるので、一度資格を取れば、子育てなどでしばらく仕事を休んでもまた戻れますし、好きな場所で働けます。人々の安全と安心を守る自動車整備士(カードクター)を、みなさんも目指してみませんか?

てんけんくん