証券会社のトレーダーってどんなしごと?

おしごと年鑑 社会の土台を支えるお仕事 2026年度
野村證券株式会社

投資家と社会をつなぐのが証券会社の役割。株式の売り買いを行う「トレーダー」の仕事について、国内最大の証券会社である野村證券に聞きました。

  • 株式などの証券売買の仕事
  • 投資に関する仕事
  • 経済に関わる仕事

大きなお金を運用する会社や団体などの「投資家」が、市場で株式をスムーズに売り買いできるようサポートするよ。

東京証券取引所では、毎日約10兆円もの取引(株式の売り買い)が行われていて、この売り買いを中心になって行うのがトレーダーです。トレーダーは、投資家からの要望をセールスを通じて受けたときに、それに対応して取引を行います。例えば、投資家から株式を売りたいという要望を受けた場合は、トレーダーが値段を提示し、その値段に投資家が納得したら株式を買い取ります。もちろん、証券取引所にそのまま注文を出すこともできます。ただ、取引する数量や金額が大きい場合など、一度に多くの株数を売ろうとすると、証券取引所で値段が大きく下がることがあります。そういう時は野村證券が一度買い取り、その後に少しずつ証券取引所で売ったり、あるいはその株式を買いたいという他の投資家を探して買ってもらったりします。

株式を売買するトレーディングルームにはたくさんのモニターが!

ロンドンやニューヨークなど
世界の都市の時間が表示

世界のニュースもつねにチェック

トレーディングルームの様子

トレーダーはひとりで
たくさんのモニターを見ている

ミナト

トレーダーは、会社のいろんな情報や世界のニュースに詳しくないとダメなんだね。

株価ってなあに?

BIMで作成した3Dの図面と実際に出来上がった建物

株式の値段のことです。株価は会社の業績や世界情勢によって常に動いています。

証券会社のしごとの魅力

~トレーダーの飯塚さんに聞きました~

株式市場は世界の出来事で大きく動きます。英国がEU(イーユー)を離脱する「ブレグジット」や、米国の第一次トランプ政権誕生のような、予測が難しい出来事にも今までたくさん直面してきました。政治からAI(エーアイ)の進化にいたるまで、さまざまなニュースや出来事が市場にどう影響するかを仲間と考え、いろいろな未来を想像できるのが証券会社の仕事の魅力です。

トレーダー飯塚さん

情報収集・分析

アナリストの仕事

矢印

投資家対応

セールスの仕事

矢印

株式や債券の取引

トレーダーの仕事

1日のおしごとの流れ

飯塚正知さん

飯塚正知さん
(エクイティ・トレーディング部)の場合

5:30 起床

飯塚正知さん

アメリカやアジア各国のニュースをチェック。身支度を整えて出社します。

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8:00 オフィス到着

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9:00 午前の取引開始

飯塚正知さん 午前の取引

セールスからの問い合わせに対応。取引時間中は、ほぼデスクから離れられないので、健康のために立って仕事をしています。

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11:30 ランチタイム

チームメンバーと交代でお弁当を買いに行き、デスクで食べます。眠くならないように米などの炭水化物は控えめにします。

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12:30 午後の取引開始

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15:30 取引終了

チームメンバーとのミーティングでいろいろな会社の情報を共有します。また、当日の取引を振り返り、報告を行います。

チームワークが野村の強みです
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18:00 終業・帰宅

飯塚正知さん 終業・帰宅

帰宅後は家事をしたり、子どもの勉強を見たりし、家族との時間を楽しんでいます。休日には、みんなで買い物に行くこともありますが、仕事がら、どんなお店が流行っているか、外国からの観光客には何が人気なのか、新しいお店はあるかなどが気になり、つい観察してしまいます。

投資家の期待に応えられるようチームで協力しています

答えてくれた人

野村證券株式会社
エクイティ・トレーディング部 飯塚正知さん

大学時代は半導体を研究していましたが、将来の仕事を考えた時に、真剣に市場や経済と向き合う社員の姿や、あらゆる情報が織り込まれ、瞬時に反応する証券市場のダイナミズムに心を動かされ、入社を決めました。
現在は、日本の上場株式約3900銘柄をほぼすべて見ていますが、アナリストのレポートや、株式相場、世界のニュース、企業の決算資料などを調べ、理解することが欠かせません。学生時代にいろんな科目を勉強した経験がいかされていると感じています。

「なぜ?」を考えながら、好奇心を持って好きなことに真剣に取り組んでほしいです

答えてくれた人