
グミのつや、口紅のなめらかさ、リンゴの表⾯のつるつる。実は全部〝天然ロウ〞のおかげって知ってた? 植物からとれるこの不思議な素材で、新しい暮らしをつくるセラリカNODAに聞いてみたよ。
- 天然ロウ作りの仕事
- 新しい素材を開発する仕事
- 環境にやさしい仕事
天然ロウだよ。ヤシの葉や米ぬか、メキシコのキャンデリラ草など、世界中の植物からとれるんだ。
天然ロウは、グミやチョコレートの表面のコーティング(※)にも使われているよ。食品にも使われている植物由来の成分なんだ。
※コーティング=表面にうすい膜をつけて守ること。

天然ロウはどこから来るの?
天然ロウは、植物が自分の実や葉を、乾燥や⾬から守るためにつくる成分なんだ。リンゴの表⾯がつるつるしているのも、リンゴ自身が出しているロウのおかげだよ。

▲ロウヤシの葉

▲リンゴのつやもロウ
天然のロウは、実はこんなものにも!

チョコレート
つやつやの正体は天然ロウなんだ。

ガム
歯にくっつかない工夫にも。

薬
飲みやすくする表面のコーティングに。

口紅
リップクリームなどの化粧品にも。

床のワックス
おうちの床のお手入れにも。

全部、天然ロウからできているんだポン!
植物由来100%でつくったワックスもあるよ
セラリカNODAが作った「セラリカコーティング」は食品にも使える植物成分100%のワックスなんだ。ハイハイする赤ちゃんや、ペットがいるおうちでも使いやすいように作られているよ。

▲セラリカコーティング

こんなことが好きな子にぴったりの仕事だよ!
植物や自然の不思議が気になる子
実験や研究が好きな子
人の役に立つものを作りたい子
天然ロウの仕事は自然の力を使って人々の暮らしをよくする仕事だよ。理科の実験や、社会で学ぶ日本の歴史ともつながっているんだね。

みんなの学校にも届けたい!
家庭で愛されている天然ロウのワックスを学校の体育館にも届けたい!
セラリカNODAは、みんなが気持ちよく過ごせる空間作りに挑戦しているんだ。

天然ロウの歴史
江戸時代

ハゼの実のロウが、ろうそく・整髪料・薬として人々の暮らしを支えていた

石油の時代

安く大量に作れる石油由来のロウが広まり、天然ロウの出番は少なくなった

これからの時代

安全で安心な素材として天然ロウが見直されている
植物のロウは、環境を守り、世界をしあわせにする力があるんじゃ。

まもなく200年の長寿企業だからこそできること
株式会社セラリカNODA
取締役 企画部長 野田剛弘さん
親と子が何代にもわたってひとつの会社を続ける「長寿企業」が、世界でいちばん多いのは日本です。私たちセラリカNODAも、1832年(江戸時代)に創業して今年で194年、まもなく200年を迎えます。自然の力を借りて、人の暮らしをちょっと幸せにする。それが、長く受けつがれてきた僕らの仕事です。
私が子どものころはカブトムシを見つけたり、葉っぱの裏の虫を観察したりするのが大好きでした。実は天然ロウには、ミツバチがつくる「ミツロウ」もあるんですよ。あのころの好奇心が、今の仕事につながっています。
みんなの中からも、未来の素材を発明する人が出てきてほしいな。
