リユースショップってどんなところ？
おしごと年鑑
身近な生活につながるお仕事
2023年度
リユースショップのブックオフといえば「本」のイメージがあるかもしれませんが、それ以外にもいろいろな商品を取り扱っています。ブックオフはどんなところなのでしょうか？
- リユースの仕事
- お店で働く仕事
- 環境にやさしい仕事
使わなくなったモノを売ったり、欲しいモノが安く買えたりする地球にやさしいお店だよ！
モノを再利用することを「リユース」といいます。そしてリユースショップとして知られるブックオフは、日本をはじめアメリカ、フランスなどに約800店舗あります。日常生活で使用するいろいろなモノを売ったり、買ったりすることができます！
ほかにもゲームソフト、おもちゃ、家電・携帯、
貴金属・時計・ブランド品、楽器などを扱っているよ！
※商品の取り扱いは店舗により異なります
リユースが地球にやさしい理由
リユースは地球を守るキーワード「3R（スリーアール）」の1つで、誰でも簡単に始められることでもあります。自分たちにできることを考えて、生活のなかに取り入れてみましょう。
3Rとは「リデュース」「リユース」「リサイクル」の３つの活動のことだよ！
理由① 新しい資源を使わずにすむ！
ブックオフがお客さんから買い取る商品数は、年間で約4億点！ そして販売される数は2億点以上に上ります。これだけのモノをリユースすることで、新しくモノを作るときに水・木・ガスなどの資源を浪費せずにすみます。
CD（シーディー）やDVD（ディーブイディー）をリサイクル！
ブックオフで販売しきれなかったCD（音楽ディスク）やDVD（映像ディスク）などは年間1700トンに及びますが、ゴミとして廃棄せず再生プラスチックの原料となるペレットに加工し、必要とする会社へ販売を始めました。リユースだけでなくリサイクルも行っています。
理由② CO2（シーオーツー）を減らせる！
モノを再利用することでゴミの削減につながり、処理の過程で発生するCO2（二酸化炭素）を減らし、地球にやさしい環境をつくれます。ブックオフは年間20.5万トンのCO2を削減しています。
理由③ モノの命を延ばせる！
使わなくなったモノを必要とする他の誰かに使ってもらうことで、廃棄せずにすみます。日本で使われなくなったモノでも海外では「欲しい」というお客さんがたくさんいるので、マレーシア、カザフスタンの店舗で販売しています！
▲マレーシアで買い物を楽しんでいる様子
人から人へバトンをつなぐ仕事です！
ブックオフコーポレーション株式会社
BOOKOFF吉祥寺駅北口店 黒澤 和さん
お店で接客する中で一番うれしいことは、お客様から「ありがとう」と言われることです。その言葉には、「捨てなくて良かった」「ずっと欲しかったモノを見つけた」という気持ちが込められています。大切にしていたモノを捨てることなく、欲しかった人に使ってもらう。人から人へバトンをつないでいるような気持ちになります。
使わなくなったモノが地球にやさしい社会をつくります！
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