子どもを笑顔にする仕事ってどんなものがあるの?

おしごと年鑑 身近な生活につながるお仕事 2022年度
株式会社日本保育サービス

子どもと関わる仕事には、幼稚園や学校の先生以外にもいろいろあります。なかでも、子どもの成長をじっくり見ていけるお仕事について、日本保育サービスに教えてもらいました。

  • 保育園の仕事
  • 子どもと関わる仕事
  • 心と体を育む仕事

保育士や学童の先生(放課後児童支援員)など、子どもを笑顔にするいろんなお仕事があるよ。

保育園と学童が連携して子どもの育ちを見守る

保育園と学童が連携して子どもの育ちを見守る

保育園

保育園は、0歳から6歳までの園児が通います。仕事などのため家庭で保育ができない保護者に代わって子どもたちを預かります。保育士が中心となって、一緒に遊んだり生活したりしながら生きるための根っこを育て、子どもの成長をサポートしています。

学童クラブ

学童クラブは、6歳から12歳までの小学生が通います。放課後児童支援員が中心となって、主に保護者が働いている家庭の子どもに適切な遊びと生活の場を提供しています。また、学校や家庭と違った第三の場所として、自分らしく生きるための個性を伸ばしていく場所にもなっています。

0〜12歳まで、保育園と学童が一緒に子どもの成長を見ていく

保育士は保育園で過ごす子どもの自立心や好奇心、社会性を育めるよう毎日の生活や遊びを考えています。また保育園には、栄養士や調理師、看護師、事務職員などもいて、子どもたちが安心して過ごせるような環境をつくっています。
学童クラブでは、放課後児童支援員が中心となって、子どもたちと一緒に遊んだり、学習の手伝いをしたりしています。夏休みなどの長い休みにも、子どもたちが安全に楽しく通えるよう、学童クラブの運営を行っています。

みんなで協力
保育士

保育士

栄養士

栄養士

調理師

調理師

看護師

看護師

事務職員

事務職員

放課後児童支援員

放課後児童支援員

園や学童のみんなを支える運営本部職員

園や学童のみんなを支える運営本部職員

保育園と学童で笑顔があふれる交流をしているよ

日本保育サービスが運営する保育園・学童クラブでは、保育園に通っている園児たちが小学校生活にスムーズに移行できるよう、さまざまな交流を行っています。保育園と学童クラブ、両方を運営している日本保育サービスだからこそできるものです。実際に小学校に通うお兄さん・お姉さんと保育園児が交流できることでつながりが生まれ、保育園児が小学校に上がるときの不安な気持ちを和らげています。

手作りのおもちゃや
手紙での交流

手紙での交流

学童クラブの児童たちから保育園の園児たちに、手作りのおもちゃやお手紙などを定期的にプレゼントしています。保育園の園児たちからも、お礼の手紙を送っています。お互いに楽しいやりとりを通じて、思いやりや感謝の気持ちを学びます。

オンラインミーティングや
訪問での交流

凧あげ

イベントを一緒にすることもあります。ある地域では、保育園と学童クラブをオンラインでつなぎ、学童クラブの児童に作り方を教わって一緒に凧作りを行いました。その後、保育園の園児たちが学童クラブを訪問し、校庭で一緒に凧あげを楽しみました。

学童クラブの活動紹介の展示会

学童クラブの活動紹介の展示会

学童クラブの展覧会には近隣の保育園を招待し、児童が制作した作品の展示や各施設のイベント紹介を行っています。「学童クラブがどのようなところかイメージができた」「子どもが行きたいと言っている」と園児だけでなく保護者からも好評です。

小学校に入るときの不安を減らすこともできるんだ!

ヒナタ

子どもたちが笑顔になれる
ように先生たちはいつも連携!

先生たちはいつも連携

日本保育サービスでは、保育士が学童クラブで、学童クラブの先生(放課後児童支援員)が保育園で、と入れ替わって働く体験を実施したり、交流イベントのためのミーティングを行ったりしています。
保育園・学童クラブのそれぞれの特徴を学び合うことで、子どもたちの成長を長い目でとらえて、どのようにサポートするべきかを考えています。保育園から学童クラブに連続して通う子どもも多く、1人ひとりの子どもの成長していく様子を先生たちみんなで共有していきます。

ユイ

小さい時から自分のことをわかってくれる先生たちがいるって安心だね!

子どもも保護者も笑顔になれるようなサポートをしています!

答えてくれた人

株式会社日本保育サービス
運営統括本部 本部長 髙久 仁さん

日本保育サービスの強みは、0歳から12歳まで育ちの連続性をトータルでサポートできるところです。保育園と学童クラブが交流をすることで、保育園児は小学生になることにあこがれと期待と希望を持つことができ、学童に通う児童は核家族化が進んでいる中でも年下の子どもの面倒をみて心の成長を育むことができます。
また、園児の保護者は「小学生になったらこんなことができるようになる」とイメージできるので、安心感を得ることができます。期待を持ったり、年下と関わったり、様々な経験をサポートし、中学生・高校生や大人になっても「楽しかった」と思い出してもらえるよう、子どもたち・保護者の笑顔のために日々の保育・育成を行っています。

子どもたちと保護者を笑顔にする、大人になっても思い出に残る施設を作っています。

答えてくれた人