郵便局は、どんな仕事をしているの？
おしごと年鑑
社会の土台を支えるお仕事
2022年度
日本全国、みんなの身近なところにある郵便局。郵便物や荷物を運ぶだけでなく、他にもいろんな仕事をしています。どんな仕事をしているのか、教えてもらいました。
- 郵便局の仕事
- 接客の仕事
- 人と人を結ぶ仕事
郵便、貯金、保険など、暮らしに欠かせない仕事をしているよ。
窓口のお仕事
郵便
手紙や荷物を受け付けたり、はがきや切手を販売したりしています。地域の名産品のカタログ販売や、ご当地限定の面白いはがきなども扱っています。
▲ご当地フォルムカード
▲ポスト型はがき
貯金
貯金の窓口では、貯金や送金、決済などの受付をしています。そのほかにもお金に関する相談などを受けています。
保険
けがや病気など万が一のときに備える保険で、お客さまに安心を提供しています。進学に備える学資保険も扱っています。
配達のお仕事
みんなから預かった手紙や荷物を責任を持って届けます。
新技術を活用した配達に挑戦中！
労働力不足が社会問題になっている中で、これからも安定した郵便・物流サービスを提供していくために、ドローンや配送ロボット、自動運転車などの新技術を活用した配達の実験も行っています。
▲中山間地での活躍が期待できるドローン
▲運用に向けて実験中の配送ロボット
動画で見てみよう
身近なところに、こんなにたくさんあるよ
郵便局は全国に
約2万4千カ所あるよ！
山間部や離島も含め、日本全国すべての市区町村にあります。
ゆうちょのATMは全国に
約3万2千台あるよ！
全国の郵便局や駅・ショッピングセンターなどに設置しています。
※ATM台数は2022年3月末現在
郵便ポストは全国に約18万本あるよ！
郵便ポストはなんと約18万本。自分の家の近くにはどんなポストがあるかな？
手紙が届くまで
ポストに入れられた手紙がどうやって家に届くのか、道のりをみてみましょう。
ポストから手紙を回収する
ポストに集まった郵便物（手紙やはがきなど）を郵便局の人が定期的に取りに来て、郵便局まで運びます。
2022年元旦に届けられた年賀郵便物の数は、なんと10億3千万通。
国民１人当たり約８通だよ！
郵便局で仕分ける
郵便局に運ばれてきた郵便物を、大きさや種類ごとに仕分けます。消印を押して、住所ごとに分けます。
郵便番号を正しく書こう
7桁の郵便番号でお届け先の町域までわかります。早く確実に届けるためにも郵便番号を正しく書くことが大切だよ！
配達する郵便局に運ぶ
宛先近くの郵便局まで、郵便物を運びます。配達するために、郵便物をさらに細かく地域ごとに仕分けます。
配達する
各担当地域の郵便局の人が、それぞれの家に配達することで、手紙が届きます。
こんな仕事もしているよ！
地方公共団体との連携
日本郵政グループは、全国各地の地方公共団体とさまざまな協定を結んでいます。たとえば、子どもや高齢者の見守り活動や、配達中に気づいた道路の損傷などの情報提供、一部の行政サービスの提供や、地域の魅力の発信などです。地域の人たちに寄り添う郵便局ネットワークを活用して、地域の課題の解決に取り組んでいます。
地域の活性化や、子どもたちの健康づくりにも取り組んでいるんだね！
ラジオ体操コンクール
ラジオ体操は、日本郵政グループのかんぽ生命（旧逓信省簡易保険局）が1928年につくりました。子どもたちの体力づくりを応援するために、元気にラジオ体操をする動画を募集する「全国小学校ラジオ体操コンクール」を開催しています。
人気のポケモン「ルカリオ」もラジオ体操を応援してくれるよ！
日本全国の郵便局ネットワークで暮らしを支えています
日本郵政株式会社 広報部 沖田直子さん
日本郵政グループは、郵便局ネットワークを基盤に、郵便・貯金・保険のユニバーサルサービス（※）を提供しています。
郵便局は約2万4千カ所、全国津々浦々にあり、山間部や離島でもみなさんの暮らしを支えています。大きな災害が起こって郵便局の復旧に時間がかかるときなどには、車両型の郵便局が活躍します。
郵便・貯金・保険のサービス以外にも、お客さまの生活に寄り添い、地域に根差した存在として、さまざまなサービスを提供しています。これからも、社会の変化やニーズに応じて、進化し続けていきます。
※ユニバーサルサービス：
全国どこでも、誰でも、一律に受けることのできるサービスのこと。
「進化するぬくもり。」をキャッチコピーに、お客さまに寄り添っていきます。
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