地震などの自然災害が起きる前にできることは?

おしごと年鑑 社会の土台を支えるお仕事 2019年度
損害保険ジャパン日本興亜株式会社

大きな災害にそなえて、きちんと防災訓練はしていますか? 訓練や防災グッズなどの準備のほかに、災害前に何ができるでしょうか? 損保ジャパン日本興亜に教えてもらいました。

損害保険に入っていると、
被害を受けたときにお金(保険金)をもらえるよ。

地震

地震や台風、大雨による洪水など、自然災害がおこってしまい、家が壊れるなどの被害を受けたら、修復には多額のお金が必要になります。そんな「もしも」のときに役に立つのが保険です。あらかじめみんなで少しずつお金を出し合うことで、誰かが災害や事故などにあったときには、家を直したりするお金を保険会社からもらえます。

家とか車とか、物にかける保険を「損害保険」っていうんだって!

ヒナタ

大災害のときに、どうやって被害状況を確認するの?

大きな災害がおきてしまったとき、保険会社はどのような対応をしているのでしょうか。保険会社の取り組みの一例を見てみましょう。

最新の技術を使った対応

コールセンターへの問い合わせには、人工知能(AI)を活用して、できるだけ早く対応できるようにしています。また、より簡単に保険金の請求をできるように、LINEアプリでの対応も始まっています。

コールセンター

事故やトラブルが発生したときは、LINEで事故の連絡ができるよ

LINEで事故の連絡ができるよ

ドローンでいち早く

ドローン

人が入れない場所や危険なところには、ドローン(無人飛行機)を飛ばしていち早く災害状況を確認します。被災者の救援に役立つことも。

現地に入って調査

地震など災害が発生したときは、すぐに災害対策本部を立ちあげて、職員が現地を訪問して被害状況を確認します。連絡を待つだけではなく、何かあったときは力になれるよう声かけをして、被災した人が連絡できる環境をつくります。

江戸の町火消の精神から生まれた火災保険

吉原大火錦絵

「吉原大火錦絵」(提供:損保ジャパン日本興亜)

木造長屋が密集していた江戸では、大きな火災が頻繁におこりました。そこで活躍したのが町火消。火災が広がらないように、命がけで消火活動を行いました。その町火消の助け合いの精神をもとに、明治20(1887)年に日本ではじめての火災保険会社「東京火災」(今の損保ジャパン日本興亜)が誕生しました。
東京火災は消防団を結成して、火事がおきたときは法被を着てかけつけました。警視庁からも認められた保険会社の消防団として、町の人たちから頼りにされていました。

火事と喧嘩は江戸の華

法被

火消の活躍と、威勢のいい江戸っ子の喧嘩は、江戸の見ものであるという言葉です。

どんなものに保険をかけるの?

損害保険には、とてもたくさんの種類があります。
時代の変化にあわせて、いろんな保険が生まれてきたんですよ。

自動車保険

自動車保険

自動車で事故をおこしてしまったときなどに、車の修理費などがもらえます。車を運転する多くの人が入っている大切な保険です。

インターネットの炎上保険

インターネットの炎上保険

企業がインターネット上で炎上(批判が殺到して騒ぎになること)したとき、その対策費用を支払ってくれる保険が2017年にできました。

ロケットの打ち上げ保険

ロケットの打ち上げ保険

ロケットの打ち上げが失敗してしまったとき、莫大な制作費や打ち上げ費用を支払ってくれる保険もあるんです。

災害前知識をつけておこう

保険会社は、災害がおきる前に被害をできるだけ抑えるための呼びかけも行っています。
損保ジャパン日本興亜では「防災ジャパンダプロジェクト」という活動をしています。全国の自治体の防災イベントなどで、災害から身を守るための知識や安全な行動を学ぶ体験ゲームなどを、子どもや保護者向けに開催しています。いざというときに役立つ知恵や技を、体を動かしながら学ぶことができます。

応急手当てを学ぶ

身近にあるものを活用した応急手当てを学ぶ

「ジャッキ」が活用できることを学ぶ

建物などの下敷きになった人を救出する際、「ジャッキ」が活用できることを学ぶ

さまざまな危険から、みんなを守るお仕事です

答えてくれた人

損害保険ジャパン日本興亜株式会社
CSR室 森愛さん 杉山優紀さん

損害保険は、皆さんの暮らしや企業の「もしも」の災害や事故に備えるものです。そのため、目に見えない存在ですが、いざ災害や事故がおきたときには、被害を受けた方に保険金をお支払いすることで、少しでも早く普段の生活に戻れるようサポートをする役割を担っています。日常生活の中ではなかなか気がつかないかもしれませんが、あらゆる事業や人々の暮らしに損害保険は関わっていて、世の中を支えるお仕事の一つなんですよ。
また、災害への備えの大切さについて、多くの人に伝えていくことも、保険会社の大切な役割の一つと考え、子どもたちへの防災教育などにも力を入れています。災害や事故がおきたときはもちろん、普段から損害保険や防災の大切さを伝えるため、私たちはいつも皆さんの側にいます。これからも日々変化する世の中の状況に対応し、皆さんに「安心」を届けていきたいです。

お客さまに安心をお届けしています

答えてくれた人